2月27日、28日と、70組近くのお客様に来ていただいた見学会に続き、
29日は、朝から2棟のお家のチェックと撮影と、
かなりハードな3日間。
さすがに今日は体が痛い、だるい、眠い、
と思いながらも、見逃してはいけないと見てきました!
創造と神秘の サスラダファミリア
う〜ん、この映画の存在自体を知らない人も多いかもしれません。
私も知りませんでした。
サグラダファミリアを知っている方は多いと思いますが、念のためチラシをどうぞ!
IMG_0440 (3)
「あ〜、この教会か、」
と思った方もいるかもしれませんね。
そうです、テレビにも、CMにも度々登場するこの教会の名前です。
このような、ある意味地味〜な映画でもしっかりと上映してくれるのが、
宇都宮市にある「ヒカリ座」さんです。
貴重な映画館ですね。
この映画はサグラダファミリアを設計した、あの「アントニオ・ガウディ」の事から、
この建物の歴史まで伝えてくれます。
コーヒーのCMでも有名になった「外尾 悦郎」さんも、たくさん出てきますよ。
他にも工事に関わっている方が出てくるのですが、外尾さんだけは彫刻家という話ぶりです。
この映画を見ると、作り始めてからの100年間で、
戦争や、建築技術の変化により、
「サグラダファミリア」自体も大きく変わっている事を知らされます。
写真にも映っている塔は、石でできていますが、
今建造中の中心に出来る大きな塔は鉄筋コンクリートで作られています。
映画の中でも言っていますが、「ディズニーランドと変わらない」そうです。
ちょっと、がっかりな気もしますね。
それゆえに、後200年はかかると言われていた完成が、
なんと、後10年後に一気に縮んだそうです。
予定通り行けば、私も完成が見れるわけですが、
しっかりと石で作って欲しかったような気もします。
耐久年数が違いますからね。
それに、これから200年もかけて建てようとする建物は出てこないでしょう。
昔は、数百年かけて作った教会は有ったのです。
それゆえに、貴重だと思っていました。
サグラダファミリアは今までに、戦争で一度焼けてしまったそうです。
その時には、設計図や模型も全て焼けてしまいました。
工事が始まってもスペインの体制が変わる時には、
建設反対派も多くなってしまったそうです。
そのため、最初ガウディが計画した形に出来るかもわからなくなってしまったようです。
ちなみに、チラシに写っている部分は、教会の側面です。
正面と思っている人は多いでしょうね。
本当の正面は写真左側なのです。
そこには200m幅の広場みたいな部分を作る予定だったらしいのですが、
その部分に反対派が無理やり建築をしてしまったのだそうです。
これからどのようになるのでしょうか?
そのような事もガウディ好きでしたら知っていることばかりかもしれませんが、
私はとても新鮮でした。
私も「サグラダファミリア」には、大学4年21歳の時に行っています。
27年前。
その時は、完成はまだ先と言われ、内装もほとんどできていない状態でした。
塔にも登りました。
細い階段が上まで続いていました。
それが、今は綺麗になっている状態が映し出されます。
世界中にある教会の中でも、あそこにしかない空間です。
また、見てみたいです。
この映画は4日(金)まで公開しています。
もう直ぐ終わってしまいますので、ガウディ好きの方もそうでない方も是非!