太陽光発電の売買金額が大幅減になることが、経済産業省で決められたようです。

あと7〜8年後には、今の半分になってしまうそうです。

 

 

今年の家庭からの買取価格は、26円/kwh。
それが、11円/kwhになってしまいます。

この金額、実際の電気代の半分くらいです。

例えば、今まで
「太陽光発電のおかげで、1万5千円くらい入金されてた!」
と言う話を聞いていたとしても、販売金額が下がってしまうと5千円にも満たなくなってしまうかもしれません。

事業者向けも、18円/kwhから8円/kwhまで下がります。

「思ったよりも下がるな〜、」
と言うのが第一印象です。
せめて、利用する電気代分くらいにはなると思っていました。

太陽光パネルもかなり安くなってきましたし、もっと下がる事を国は期待しているのでしょう。
しかし、それにも限界があります。
特に工事費用でもある人件費は上がることが予想できます。

それを考えると、付けた方が得なのか、よ〜く考えた方がいい時代になってきますね。

将来まで、同じ金額で販売できると信じていた人がいます

この金額から、もう一つの金額が推測できます。

それは、買取期間が終わった後の、買取金額です。

住宅用の買取期間は10年。
それが来年の2019年に初めて切れるのです。

10年前に付けた方は、最初の買取が終了し、減額されます。
その金額が、多分今回発表された金額よりも少なくなると思うのです。

ここで、問題が発生する人がいます。
特定の住宅会社で、太陽光パネルを付けた人達です。

特定の住宅会社は、買取に関して間違った説明をしていました。

それは「10年以降もずっと最初の金額で買取をする」と言い、計算をしていたのです。

計算とは、買取の金額だけではなくて、住宅ローンの返済の金額にまで影響を及ぼします。

住宅ローンの返済に、太陽光発電の売電金額を乗せてい他のです。
10年間ではなくて、ずっとです。

実際に、誰もが知っているような大手住宅会社が計算した表を見たこともありますが、ず〜と最初の金額で販売すると計算していました。

 

私は「おかしい」と言ったのですが、

「大手のいう事だから間違いない、」

と信じてもらえませんでした。

そのような方を実際に知っていると、この金額の発表を簡単に考えることは出来ないのです。