日本中の優秀な工務店が加入している「日本ビルダーズ」
先日、年に1度の総会が開催されました。

まあ、総会って、爽快?
と言うぐらいにしておいて、特別講演について今日は書こうと思います。

日本ビルダーズ

 

講演は、あの「安藤 忠雄」さん!

その日、朝日新聞には安藤忠雄さんの展示会がパリのポンピドゥセンターで開催されると言う広告か掲載されました。

安藤 忠雄

 

私が座っていたのは、300人は収容しているだろうかと言う大きな会場の最前列。

今か今かと、緊張していました。

思ったよりも、老けていた

壇上に上がってきた安藤忠雄さん。

第一印象は「思ったよりも老けているな」と言う事。

何しろ77歳です。

でも、ただの77歳ではありません。

今でも世界中から設計の依頼があり飛び回っています。

安藤忠雄さんの事務所には30人の所員がいて、今でも30くらいの物件が動いているのだとか。

 

とにかく、本を読め!

お話の中には色々な話がありましたが、特に強調していたのは

「本を読め!

深く考えろ!」

でした。

安藤さんの事務所の人には、仕事中でも良いから、毎日1時間は本を読むように進めているのだそうです。

本から色々な知識や経験を得て、成長することが大切と言うことです。

 

本を買え!新聞を買え!

新聞も読むと良いと言っています。

最近は、ネットの情報で済ませてしまう方も多いですよね。

それでは、情報が偏ってしまいます。

新聞好きの私としては、嬉しい限りです。

 

・ここにしか無い「家族」

・ここにしか無い「会社」

・ここにしか無い「組織」

・ここにしか無い「チーム」

 

追加工事の出る建築はダメだ!

まさか、安藤忠雄さんがこのような事を言うとは思いませんでした。

安藤さんの建築など、追加が出そうな気もしますが、シンプルだから意外と出ないのでしょうか。

兎に角、追加工事の出る建築はダメだと言っています。

 

私も同じ考えです。

今でも、安く契約して追加で補おうとする住宅会社はあるようです。
リフォームでも、問題になったり、困ったりしている人を見たことがあります。

しっかりと計画をして、その中で収めるのが大切です。

 

安藤忠雄さんのような方になると、予算もたくさんあって、と思われるかもしれませんが、予算の全く無い建物も建築しています。

有名な「光の教会」も、まさにその境遇で作られました。

そのような方に「追加が必要」などと言って、困らせてしまうのが許せないのでしょう。

光の教会

 

映画・音楽・美術館 面白い

美術館もたくさん設計している安藤さんですが、流石に色々と見ているのでしょうね。

 

「金は無い」なら考える

持続力

子供は這い上がってくる。

何度失敗しても、這い上がってくる。

 

クマの親子の話にも驚きました。
ユーチューブで話題になったビデオ。
クマの親子が、急な雪の斜面を登っていきます。

親の熊は登り切るのですが、子熊は登ろうとしても最後の方で滑り落ちてしまいます。

少し、登る場所を変えて、また登っていきます。

このようなユーチューブを見ていることが意外ですが「挑戦」している子熊が好きだったのでしょうか。

変われる

人にものを伝えるには、わかりやすく。

自分に、有るものを生かす。

建設業は、本物を作る仕事だ <= これは幸せで有る。

 

設計が完了するまで、設計料はもらわない

安藤さんクラスになると、最初の段階で設計料を取るのかとも思いましたが、そうではないそうです。

基本的に、設計が完成してからお金を請求するようです。

その方がトラブルが少ないのだとか。

 

多くの住宅会社は「設計契約」と言って、少し話をしただけで家のこともよくわかっていない方から50万円とか、100万円のお金を預かります。

しかし、これではお施主様は落ち着いて家づくりなど考えられません。

ですから、私の会社で有るエスホームも設計契約は無く、間取りや金額が決まってからしかご契約は頂いておりません。

このほうが、お客様もじっくりと検討できますよね。

ガンバレ!

安藤さんは、普通の建築士や建築会社が嫌がるような建物にも挑戦してきたそうです。

色々と言う建築業者に言う言葉が

「ガンバレ!」

だそうです。

 

今回のブログは、聞いた事を思い思いに書いています。

よく分からない所も有ると思いますが、それぞれの単語や文章で感じ取ってください。

 

ここにも書けないような、多少過激な話があったことも付け加えておきます。