現場監督経験者だからこそ、しっかりとお手伝いが出来る
家づくりアドバイザーの手塚です。
先週の沖縄研修のご報告です。
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《飛行機から富士山が見えました》
先ず今回は、一番勉強になった現場見学編
栃木と沖縄では、環境の違いが大きいので、家づくりでも色々と
内容が違います。
簡単に言うと、あまり寒くない沖縄では、『暖房のための断熱』は
施工していないのです。
冬は凍結の心配がないので、床下の断熱材は入れていないのですね。
研修3日間のうち、初日と最終日に地元の工務店に伺って、現場見学をさせていただきました。
御協力いただいた工務店は、名護市にある『ティーダホーム』さんと
那覇市にある『みらいホーム』さんです。
沖縄では、戦前は木造建築が主流でした。
戦後、アメリカの文化が沖縄の住宅をコンクリートに変えていきました。
現在沖縄では、約3割程のシェアの木造建築らしいのですが
お伺いした工務店は、大忙しの様子でした。
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《外観は栃木の家と、そう変わりはありません》
違うところは・・・↓
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《水道メーターが塀の中に入っています》
凍結しないので、露出している家が多いそうです。
そして
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《窓ガラスは1枚ガラスで鍵は2箇所》
ペアガラスの必要は無いそうです。
2箇所の鍵は、風速80mの風が吹いても窓ががたつかない様にしてあるそうです。
私がもっとも驚いたものは
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《仮設トイレを固定するコンクリートの塊》
栃木では仮設トイレの固定は四方に固定杭を打ち込むのですが
沖縄では両サイドに大きなコンクリートの塊を設置します。
このくらいにしないと、風で倒れてしまうそうです。
本当に、驚く事ばかりでした。
御協力いただいた『ティーダホーム』さん、『みらいホーム』さん
ありがとうございました。
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《ティーダホームの平良(たいら)君》
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《みらいホームの東舟道(ひがしふなみち)社長》
御縁に感謝します。