西村とヘルメット

 

西村  寛(にしむら ひろし)

株式会社 エスホーム 代表取締役

一級建築士

宅地建物取引士

 

● 1967年栃木県鹿沼市で住宅会社を営む両親の元に生まれました。

● 大学在学中に「宅地建物取引主任者」(当時の呼び方)の資格を取得しました。

● 大学院を修了後、東京の住宅会社へ就職。

●家づくりを学ぶ傍ら、社会人1年目にして1級建築士取得をする事ができました。

● 両親からの希望により栃木へ戻り、両親の経営する住宅会社へ入社。

● 4年程勤務するも、父親の家づくりへの想いと仕事への考え方を疑問を抱き30歳にして退社することになってしまいました。

● 一度やりたいと思っていた海外生活を実践する事に。

まずはオーストラリア。
3ヶ月英語を学び、2ヶ月かけてオーストラリア一周の旅へ。

次にニュージーランド。
ワーキングホリデーの制度を使い1年の滞在。
ニュージーランドでは、1月かけて一周をしました。
ボランティアで、日本の学校をドロップアウトした学生イベントの手伝いもしました。

この両国で目にしたライフスタイルは、派手さは無く思った以上に質素で下が、生活を楽しんでいるという点では日本とは全く違っていて衝撃を受けました。

● 帰国後、家づくりに関するアプリケーションを作成しネットで公開
多い物では75,000件以上ダウンロードされました。

● その後、大手リフォーム会社へ勤務し新人賞を受賞。
リフォームを通して家の弱い所や、こうすればもっと使いやすくなる、という事を学びました。

● 母が体調を崩し、出身地である鹿沼へ戻ることに。

● 鹿沼での最初の仕事は、競売物件を落札し販売することでした。

競売と言う世界が有る事は知っていましたが、一般の人もそのような世界に関わることになるという事実を初めて知りました。
今まで別世界の話と思っていたことが栃木県内でも珍しくはないということに驚かされたのです。
競売にかかってしまった家の、小さな子供がいながら泣いている親子を見て「このような家づくりで良いのか?」と、疑問が湧いたのです。

他にも、せっかく家は建てたけれど返済に追われ貯金も出来ず、遊びにも行けない家族が多数いることを目の当たりにしました。

「なぜ、これらの家族はこのような思いをしなければいけないのだ?」

調べるうちに、返済に苦しんだり競売にかかる家は、住宅メーカーがお客様から少しでも家づくりにお金をかけさせていこうとする姿勢が原因の一端を担っているのではと思ったのです。

契約はしたものの、契約後の追加工事が思った以上に必要で、最終的に資金や返済に無理が出るケースもあるのです。

 

「あの家族にとって、あの家は本当に建てなければいけない家だったのだろうか?」

これを疑問に感じ、その家族にとって最も適した家を建てていただくにはどうするべきなのか考えました。

そして、「新しい家に住んだ後にも、生活を楽しむことができる」家づくりの方法を提案しているのです。

「住宅業界は、決して不幸な家族を作る産業であってはならない」

という思いを強く持ち家づくりに取り組んでいます。

 

東日本大震災以降、支援活動をする傍らで家を失ってしまった多くの方と出会い「家って何なんだろう?」という新たな疑問が出て来ました。

家はあるけれど帰れない人…、家は無いけれど帰る場所を求める人…、様々な方と交流を持ち、考えさせられ、ひとつの答えにたどり着いたのです。

「家とは、帰る事の出来る唯一の場所である」

言い方を変えれば、
「家とは、安心して帰れる事が出来なくてはいけない場所」であり、  その家をつくるということの大切さを現在も学び続けています。

 

20代の頃には青年会議所において、ミャンマー・ベトナム・フィリピンへのNGO活動をし、植林やガスプラントの制作、本の寄贈等などもしていました。。

東日本再震災以降、南相馬市や石巻へ必要とされている物資を届ける活動を現在も続けています。

 

商号:株式会社 エスホーム

本店:宇都宮市平出町3563ー3

電話番号: 028ー613ー6606

FAX番号: 028ー613ー6616

ホームページ:http://www.shome.jp