家づくりコンサルタントの手塚です。
突然ですが、私は物づくりがとても大好きです。
家づくりのお手伝いを仕事として選んだのも、
世の中に残り、御縁をいただいた皆様が幸せなライフスタイルを
送っていただき、喜んでいただける事が最大の理由です。
プライベートの関しても、物づくりに係ることが多々あります。
今回は、スノーボードのパーツの一つでもある『プレート』です。
私は、アルペンスノーボードというスポーツを趣味としています。
GUSTYというスノーボードショップで教わった、
楽しくカービングをする滑りとして『Gカント』と呼ばれている
『カービングカント』を分析してみました。
通常のアルペンスノーボードは、バインディングと板が、ベタ(平ら)に固定されています。
多少、カント(斜め)のパーツをつけて、乗りやすくして入るのですが
あまりカントを入れすぎると、板に荷重を掛けた際に荷重の掛かり方が板に伝わりにくくなるという
現象が起きます。
市販品では、カントの限界が生じるので、荷重が前後に掛かり、荷重と抜重が上下前後に動けるパーツを
考えたのが『Gカント』なのです。
上下前後に可動域が増えることにより、加速できるカービングターンが可能になります。
しかも、ワンターンワンターンが大回りで、転ばないカービングターンが実現できます。
上部の写真が、カービングカントのパーツです。
そしてこれを組み上げるのですが、自分のセッティングに合わせて、
スタンス(足の幅)やアングル(角度)を調整して行くのです。
四角いベースプレートは、自己設計で作成しました。
強度も出ていて気に入っております。
バインディングをつけると、こんな感じになります。
今年は、このカービングカントをもっと進化させていこうと思います。
仕事も遊びも一生懸命、物づくり大好きの独り言でした。