こんにちは、中村です。

 

群馬県桐生市の「宝徳寺」へ行ってきました。

関東でも<床もみじ>が鑑賞できるお寺として昨今有名になりました。

紅葉時期にはまだ早かったのですが、ご覧のような見事なリフレクション!

この<床もみじ>を見られる場所は全国でも数カ所しかなく、なかでも自由に撮影したりSNSに投稿してもOKなのはここ「宝徳寺」のみなのです。

元々、カシュー塗りの光沢ある床板だったようですが、美しい<床もみじ>を実現すべく、地元群馬の会社に依頼されたそうです。

滅多に無い依頼ですから大変苦労されたようです。床を鏡面化しようと、塗膜を厚くすると乱反射してしまうので、まず塗料の組成や塗膜の厚さを試行錯誤し、塗装を薄く塗り重ねること、全部で7~8回。およそ3ヶ月かけて完成させたそうです。

期間限定で、夜はライトアップもされて、より幻想的な雰囲気を体験できるようです。

 

天井が写り込むほど磨き抜かれた床板。映像に歪みが無い見事な仕事。

 

枯山水の庭園。不老長寿と吉祥を願う鶴亀蓬莱の庭だそうです。

 

中庭。「滴水の庭」継続は力なりを伝える意味を持つ庭だそうです。

宝徳寺に向かう途中に見かけた、レトロな洋風建築「明治館」を見学しました。

明治11年(西南戦争の翌年)に「群馬県衛生所」として医学校を併設して建てられた建物です。

明治期の和洋混合の独特なデザインと、時代を経た重厚な雰囲気を感じることができます。

同時代の家具や調度品も展示されています。

1階の喫茶室では、当時の蓄音機でレコードを聴かせてもらえました。

 

明治の雰囲気を感じる門構え

 

玄関を中心に両翼がせり出したデザイン

 

当時の椅子に実際に座ることもできます

 

今でも動く蓄音機(手回し式)

 

★エスホームのHPは⬇︎からどうぞ!
エスホーム ホームページTOP

★見学会も毎月開催しています。ぜひお越しください!
エスホーム 見学会