住宅業界には変わった常識がたくさんあります。
ローコスト住宅の世界でも同じです。
自分たちの都合のいいように解釈し説明しています。
私自身の反省の意味もふまえて、4つの秘密を公開します。
ヒミツ1:最初に聞いた金額と完成後の金額が違う
家づくりで何も知らない人がこんな皮算用をします。
「坪単価30万円か、すると40坪で1200万円。これなら俺にも買えるぞ!!」
しかし、多くの場合、家が完成すると価格は1.5倍から2倍にまで膨れ上がります。商談時には坪30万円。でも、あれを付けると○○万円アップ、これを直すとさらに、、、
家が完成する頃には目が飛び出るほど高い金額の家を建ててしまっているのです。
「どういうことだ?詐欺と変わらないではないか・・・」
怒ってもだめです。それが住宅業界での常識なのです。
この傾向は、全国展開しているような大手のローコスト住宅で顕著です。「大手だから大丈夫、TVでも宣伝しているし、」
という考えは捨てたほうが良いかもしれません。
ちなみに、地場のホームビルダーではこの傾向は少ないと思います(多少はあります)。これは、地場で生き残るためにまじめにやっているところが多いことと、それだけのシステム(安く見せるための)を作る事が難しいためです。
ヒミツ2:価格の表示の仕方に決まりがない
住宅価格の表示方法には、決まりがありません。価格の提示方法が各社で自由なのです。
坪単価で表示するところもあれば、丸ごとフル装備の価格を表示するところもあります。
また、引渡し価格の場合もありますし、「設計してみないと金額は出せません」などと言い出す会社まである始末です。
「坪単価21万円」という広告に惹かれて喜んで話を聞きに行くと、「60坪以上でなければその単価にはなりません」「基礎工事が別です」などと言われてがっかりすることがあります。
おまけに、「これはモデルハウス仕様ですから、実際はこちらのカタログから選んでいただきます。」と言われたり、、、
経費がそのほかに10%かかります…。
ローコストを売り物にする住宅会社にも良い会社、悪い会社はあります。
その善し悪しを見分けるために、以下の点は必ず押さえておいてください。
良い会社は、契約前に引き渡し価格の話をします。
そこで、家本体以外にかかる費用を文章で説明してくれます。
悪い会社は、契約前にチラシにある本体価格のみで話を進め、契約後にその他にかかる費用を提示するのです。
ヒミツ3:欠陥住宅は、欠陥建築士がつくる
しかし、インターネットで検索してみるとよくわかるのですが、それでも欠陥住宅という言葉が次から次へと湧き出てくるのは、仕事のないごく一部の設計士が、欠陥住宅の無料相談窓口を開設してそこから商売につなげたいからに他なりません。
今流行のNPO法人を設立して、さも困った消費者を助けたいという顔をしているから困りものです。
ヒミツ4:建築中の家を公開しない
だからではないのでしょうが、建設中の家は公開しないのが業界の常識になっているのです。
自分の家なのに自由に入れない、見る時には必ず営業マンがついてくる。一般公開の現場見学会も行わない。
写真を撮ってはいけない・・・困ったものです。
以上の4点が、私たちの業界では当たり前のように行われていることです。
しかし、お客さんの立場になってみると「え、どうして?」と思うことが少なくありません。当たり前のことですが、誰も自分に都合の悪いことは言いません。
都合の悪いことは、秘密にしておいた方が後々楽だからです。
「これが業界では当然なんですよ」と、言われれば、納得いかなくても「そうですか」と返事するしかないわけです。
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